ギリシャ 検定1級

サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿

2021年10月30日

文化遺産
サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿
Pythagoreion and Heraion of Samos
国名:ギリシャ
登録年:1992年
登録基準:(ii)(iii)
概要:
サモス島には、紀元前6世紀に栄えた都市国家サモスの往時を伝える遺跡群があり、世界遺産に登録されている。ピタゴリオン(Pythagorion)は古代ギリシャ・ローマ時代の記念建造物群が残る要塞化した港である。もともとの名前はティガニ(Tigani)といったが、数学者ピタゴラスを輩出した町であることから、1955年に現在の名称に変更された。

かつての都市国家サモスの中心都市で、紀元前6世紀に建造された突堤や市壁、さらに僭主ポリュクラテスの壮麗な宮殿跡などが出土している。また、ヘロドトスの『歴史』でも言及されている、技師エウパリノスの作った全長1.35 km の地下導水路(Tunnel of Eupalinos)なども残っている。

ヘラ神殿(ヘライオン)は、ピタゴリオンの西方 6 km の場所に残る神殿の遺跡群である。サモス島はギリシア神話の女神ヘラ(ゼウスの妻)の生まれた場所とされ、古くからヘラ信仰が行われてきた。ヘラ神殿は多くの建設段階が知られており、最初のものは紀元前750年頃に遡る。第4期の造営でアハ、古代ギリシャ最大のイオニア式神殿をめざしたが完成には至らず、現在は1本の柱が残るのみ。
(Wikipediaより)

世界遺産クイズ

「サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿」の説明として、正しくないものはどれか。

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/595

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