ジョージア 検定2級

ゲラティ修道院

2021年11月13日

文化遺産
遺産名:
ゲラティ修道院
Gelati Monastery
国名:ジョージア
登録年:1994年
登録基準:(iv)
概要:
ゲラティ修道院は、ジョージア(グルジア)西部イメレティ地方のクタイシ郊外にある修道院で、1106年にグルジア王国の王ダヴィド4世によって創設された。ゲラティ修道院は長い間ジョージアにおける知的・文化的な中心地の一つとして機能していた。この修道院にはアカデミーがあり、ジョージアを代表する科学者、神学者、哲学者たちを擁していた。彼らの多くは、それ以前に外国の様々な正教会系修道院で活動していた者たちで、コンスタンティノポリスのthe Mangan Academyにいた者たちも含まれていた。そうした学者たちの中には、Ioane Petritsiや Arsen Ikaltoeliといった著名人もいた。ゲラティ・アカデミーによって実現した広範囲な業績によって、当時の人々は「新しいヘラス」や「第二のアトス」と呼んだ。ゲラティ修道院には12世紀から17世紀にかけての膨大な量の壁画や写本が収蔵されている。また、創設者でもあるジョージア史上の偉大な王の一人ダヴィドの亡骸も安置されている。1994年に「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」として、世界遺産に登録された。登録にあたっては、これらが中世グルジア王国の建築水準を例証するものである点が評価された。その後、バグラティ大聖堂について、世界遺産としての真正性と完全性を損ねかねない再建計画が存在することを理由として、2010年に危機にさらされている世界遺産リストに登録された。世界遺産委員会は計画の即時撤回を求めた。結局、再建は実行されてしまい、真正性を損ねたと判断されたバグラティ大聖堂は2017年に世界遺産リストから除外され、ゲラティ修道院の単独登録へと範囲が縮減された。それによって危機遺産登録理由は消滅したため、危機遺産リストから除外された。(Wikipediaより)

模擬試験問題

ゲラティ修道院の説明として、正しいものはどれか

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