文化遺産
遺産名:
パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)
Botanical Garden (Orto Botanico), Padua
国名:イタリア
登録年:1997年
登録基準:(ii)(iii)
概要:
パドヴァは、ヴェネト州にある街。ヴェネツィアの西約30kmにある。この町にあるパドヴァ大学は、1222年に創立。イタリアではボローニャ大学に次いで2番目に古い大学である。特に医学、自然科学の分野での名声を勝ち取り、ガリレオやダンテ、ペトラルカが教鞭を取り、コペルニクスが学んだことでも有名である。
世界遺産に登録された植物園は、植物学者フェデリコ・ボナフェーデが構想し、建築家のアンドレア・モロニが設計した。1545年5月29日にヴェネツィア共和国議会により設立が許可された。ジュスティーナ修道院の一部を植物園することで同年7月7日に開園した。これは研究目的の大学付属施設の植物園としては世界で最も古いと言われている。
植物園内最古の植物は、1585年に植えられたヤシの木である。ゲーテが1786年にこの植物園を訪れた時に、このヤシの木を見て独自の自然観を得たとも伝わっている。現在ではゲーテのヤシとも呼ばれている。
(Wikipediaより)
(Flickrより)
世界遺産クイズ
関連動画へのリンク
植物園(オルトボタニコ)、パドヴァ(ユネスコ/ NHK)
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/824