Flickr

キリバス 検定1級

フェニックス諸島保護地域

2021年11月25日

自然遺産
遺産名:
フェニックス諸島保護地域
Phoenix Islands Protected Area
国名:キリバス
登録年:2010年
登録基準:(vii)(ix)
概要:
フェニックス諸島保護地域(Phoenix Islands Protected Area, PIPA) は、オーストラリアとハワイのほぼ中間に位置する中央太平洋の海洋国家、キリバス共和国にある。面積408,250 km2 (157,630 sq mi)は日本の国土面積(約38万 km2)を凌駕し、同じ太平洋にあるパパハナウモクアケア(アメリカ合衆国の世界遺産)などとともに世界最大級の海洋保護区となっている。2010年にキリバスの世界遺産第1号となった。

PIPAには514種のリーフフィッシュが生息し、そこで発見された新種も含まれる。サンゴは約200種、魚類約500種、海棲哺乳類は18種を数える。PIPAの8つの島々のうち5島は、バードライフ・インターナショナルによって重要野鳥生息地とされている。島々には19種の海鳥が生息し、ほかにもオーストラリアやニュージーランドから渡ってきたミズナギドリやウミツバメなどの通り道にもなっている。特徴的な鳥としては、絶滅の恐れのある固有種のミズナギドリ (Phoenix petrel) が挙げられる。確認されている鳥類は44種に及ぶ。

ラグーンと周辺のサンゴ礁を持つ3つの環礁(オロナ(ハル)、ニクマロロ(ガードナー)、カントン(アバ・リリンガ))と、周辺のサンゴ礁に囲まれた5つの低い島(マンラ(シドニー)、ラワキ(フェニックス)、マッキーン、バーニー、エンダーベリー)があり、さらに2つの沈み込むサンゴ礁(ウィンスローとキャロンドレット)がある。この地域には、島、ラグーン、サンゴ礁、深海のサンゴ礁、海山、深海の底生生物、外洋という7つの主要な生息地が含まれており、これらすべてが保護区内に存在している。2000年の調査(Obura, et al.)によると、この調査の時点でサンゴ礁は非常に健全な状態にあり、太平洋の他の地域のサンゴ礁を悩ませている白化現象もなく、サンゴの病気の痕跡もないことが確認されている。

(Wikipediaより)

関連動画へのリンク

世界遺産クイズ

フェニックス諸島保護地域の説明として、正しいものはどれか

-キリバス, 検定1級
-,