自然遺産
遺産名:
ジョギンズの化石断崖群
Joggins Fossil Cliffs
国名:カナダ
登録年:2008年
登録基準:(viii)
概要:
ジョギンズはおよそ3億年前にあたる石炭紀の化石群の存在で知られている。海岸沿いには石炭紀の岩石が露出しており、ジョギンズ化石断崖(Joggins Fossil Cliffs)と呼ばれている。この崖は、カンバーランド湾に押し寄せる潮の干満で常に新しい壁面を露出する。
この崖の名声は19世紀半ば、『地質学原理』( Principles of Geology)の著者であり近代地質学の父チャールズ・ライエルが1842年と1852年に訪れたときに遡る。ライエルは Students' Elements of Geology(1871年)において、ジョギンズの崖に露出している石炭紀の岩と化石は、世界最良のものであると評価した。ジョギンズの化石記録はチャールズ・ダーウィンの『種の起源』でも触れられており、1860年にサミュエル・ウィルバーフォースとトマス・ハクスリーの間で繰り広げられたオックスフォード大学での進化論論争でも引き合いに出された。その価値から「石炭紀のガラパゴス」とも呼ばれている。
(Wikipediaより)
関連動画へのリンク
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https://whc.unesco.org/en/list/1285