文化遺産
遺産名:
コルドゥアン灯台
Cordouan Lighthouse
国名:フランス
登録年:2021年
登録基準:(i)(iv)
概要:
コルドゥアン灯台は、ジロンド河口の大西洋に面した浅い岩石の台地にそびえ立っており、過酷な環境にさらされている。16世紀と17世紀の変わり目に、白い石灰岩のブロックで建てられたこの灯台は、エンジニアのルイ・ド・フォワによって設計され、18世紀後半にエンジニアのジョセフ・テュレールによって改造された。海上標識の傑作であるコルドゥアンの記念碑的な塔は、ピラスター、円柱、モディリオン、ガーゴイルで装飾されている。また、古代の有名な灯台の伝統を継承することを目的として建設されたもので、灯台が領土の目印や安全装置として重要な役割を果たしていた航海再建時代の灯台建設技術を示すものでもある。また、18世紀後半に行われた高さの増加や灯室の変更は、当時の科学技術の進歩を物語っている。その建築様式は、古代のモデルやルネッサンス期のマニエリスム、フランスの工学学校であるポンツーン工科大学の独特の建築言語からインスピレーションを得ています。
(『世界遺産センター』HPより)
関連動画へのリンク
世界遺産クイズ
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/1625