Flickr

スリランカ 検定1級

ゴールの旧市街とその要塞

2021年11月21日

文化遺産
遺産名:
ゴールの旧市街とその要塞
Old Town of Galle and its Fortifications
国名:スリランカ
登録年:1988年
登録基準:(iv)
概要:
ゴールの旧市街と要塞は、スリランカ南部州の港町ゴールに築かれた要塞と、その城壁内に形成された歴史地区を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。

ゴールは古くから交易拠点となっていたと考えられ、イブン・バトゥータの著書にも見られるが、ヨーロッパ人がゴールに到達したのは1505年のことである。最初に到達したのはローレンソ・デ・アルメイダ率いるポルトガル船だったが、これは偶発的なものだった。1507年に貿易が始まり、ポルトガル人たちは拠点を築き、強化していった。1625年には3つの稜堡とサンタ・クルズ砲台が設置された。これは現在残る要塞よりもずっと簡素なものであったが、ゴール要塞の成立と見なされている。

このポルトガルの拠点は1640年にヤコプ・コステル率いるオランダ軍の攻勢によって陥落し、オランダ海上帝国の一部となった。オランダはポルトガル人の都市計画を土台にしつつも、多くの点で変更を行い、現在残るゴールの基本形を作り上げていった。旧市街を囲む城壁は1663年に築かれたものであり、1669年には主要な3つの稜堡を含む要塞が完成した。オランダ語でステル(星)、ゾン(太陽)、マアン(月)と名づけられたそれらの稜堡は、今もそれぞれスター、サン、ムーンと呼ばれている。

(Wikipediaより)

関連動画へのリンク

世界遺産クイズ

ゴールの旧市街とその要塞について、正しいものはどれか

-スリランカ, 検定1級
-