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イスラエル 検定1級

テル・アビブの近代都市ホワイト・シティ

2021年11月22日

文化遺産
遺産名:
テル・アビブの近代都市ホワイト・シティ
White City of Tel-Aviv – the Modern Movement
国名:イスラエル
登録年:2003年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
テルアビブの「白い都市」は、1920年代から1950年代にかけて白色や明るい色の建造物群が建てられたテルアビブの街区の名称である。それらの建造物はバウハウス様式あるいはインターナショナル・スタイルが採用されている。

バウハウス様式の建物 ,Flickr

テルアビブの中心地区では、いまだにそうした様式の建物を4000軒以上も見ることができ、これは一都市内に集中しているものとしては世界でも類を見ないものである。このことから、この「白い都市」は20世紀前半の建築や都市計画を考える上で逸することの出来ない優れた例証として、2003年にユネスコの世界遺産に登録された。同時にそれは、この町が育んできた伝統や文化、あるいは取り巻く気候的要件といったものに、建築様式をどう馴化させるかというユニークな例証にもなっている。

審美的、機能主義的、経済的な側面を併せ持った建築様式を推進していたバウハウスが閉校に追い込まれたことによって、そこで学んだ有能な建築家たちが失業してあぶれていたという状況があった。その一方で、流入する移民たちによってテルアビブでの住居需要は急増しており、確立された建築様式を持たない白紙のキャンバスのような存在であったこの町では、数百軒単位で新しい建物が必要とされていた。こうした状況の組み合わせがまたとない好機を創出する形になった。こうしてバウハウス様式は、テルアビブのデザイナーたちに、過去に頼ることなく新しい環境を創出できる建築的アプローチを提供したのである。

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(Wikipediaより)

関連動画へのリンク

テルアビブのホワイトシティ-現代運動(ユネスコ/ NHK)

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