Flickr

インド

マナス野生動物保護区

2021年11月23日

自然遺産
遺産名:
マナス野生動物保護区
Manas Wildlife Sanctuary
国名:インド
登録年:1985年
登録基準:(vii)(ix)(x)
概要:
マナス国立公園は、インドのアッサム州にある国立公園で、トラやゾウの保護区であると同時にユネスコの世界遺産(自然遺産)にもなっている。

マナス国立公園は、1928年10月1日に指定された面積 360 km2 の鳥獣保護区が端緒であり、1973年にはマナストラ保護区(Manas Tiger reserve)が設定された。鳥獣保護区以前には、マナス森林保護区(Manas Reserved Forest)と北カムラップ森林保護区(North Kamrup Reserved Forest)が設定されていたが、Cooch Behar royal family と Gauripurのラジャの狩猟用の保護区だったこともあった。

1951年と1955年に面積が増え、391 km2 になった。1985年12月にユネスコの世界遺産リストに登録され、1990年にはカヒタマ森林保護区(Kahitama R.F.)、コキラバリ森林保護区(Kokilabari R.F.)、パンバリ森林保護区(Panbari R.F.)が加えられて、マナス国立公園となった。しかし、1992年にユネスコは、密漁の横行やテロ活動を理由に「危機にさらされている世界遺産」リストに加えた。2008年2月25日には、面積が 950 km2 に増加した。

2011年、危機遺産登録から除外された。遺産に深刻な被害を与えていた民族紛争が解決し、その状態から回復しているためである。

保護区内では アジアゾウ、インドサイ、ガウル、アジアスイギュウ、バラシンガジカ、トラ、ヒョウ、ウンピョウ、アジアゴールデンキャット、ボウシラングール、ゴールデンラングール、アッサムモンキー、スローロリス、フーロックテナガザル、ビロードカワウソ、ナマケグマ、キョン、アクシスジカ、サンバーなどが見られる。

この保護区は、アッサムセタカガメ、アラゲウサギ、ゴールデンラングールコビトイノシシのような稀少種や絶滅危惧種も棲息する。

(Wikipediaより)

-インド
-