1級検定（第8回）

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全20問　試験時間 20分　合格基準 100点満点中70点以上.
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サン・テミリオン地域の説明として、正しいものはどれか

モノリス教会は「二枚岩」を意味し、巨大な二枚の岩盤をくりぬいて造られた。

サン・テミリオン地区のブドウ栽培は12世紀頃から始まった

町の名は、8世紀にこの地の洞窟に隠遁した僧侶聖エミリオ (Saint Emilion) に因む

ブドウ畑は世界遺産の登録対象にはなっていない

ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群について、正しいものはどれか

チンクエ・テッレの海岸線は、文豪バルザックを魅了したほどの美しさで有名である

チンクエ・テッレは良質なワインの産地として知られる

ポルトヴェーネレは、「未来の港」という意味である。

ポルトヴェーネレは、かつてヴェネツィア共和国の支配下にあった。

オルチア渓谷の説明として、正しいものはどれか

オルチアの風景は、シエナ派の画家などルネサンス期の芸術家達に大きな影響を与えた。

オルチアは昔から土壌の豊かな土地で農業が盛んだった

オルチアの美しい風景は、ヴェネツィア派の画家達に大きな影響を与えた

丘陵や集落を結ぶ道に沿って、松が植えられている

ミストラの考古遺跡について、正しいものはどれか

ギヨーム2世・ド・ヴィルアルドゥアンは前線基地としてミストラに城を築いた。

ミストラの考古遺跡はトルコの世界遺産である

パンダサナ修道院聖堂のフラスコ画は、イタリア・ルネサンスの影響を受けている

ギューム2世はミストラに城を築いたが、ここに住むことはなかった。

モスタル旧市街の石橋と周辺について、正しいものはどれか

モスタル旧市街の石橋は、クロアチアの世界遺産である

スタリ・モストは「古い橋」という意味で、16世紀に造られた。

橋から飛び込み大会が行われ始めたのは、19世紀になってからである。

橋はボスニア紛争でも破壊されることはなかった

リヨンの歴史地区について、正しいものはどれか

ベルクール広場には、ルイ16世の像が立っている

1436年、ルイ14世がイタリアから絹を導入したのをきっかけに絹産業が発展した

『星の王子さま』の作者サン・テグジュペリはリヨンの生まれである

明治政府は、リヨン出身のポール・ヴァレリーを日本に招いた。

ワルシャワの歴史地区について、正しいものはどれか

ワルシャワの旧市街は、13世紀に建設された当時の姿がそのまま残っている。

第二次大戦で廃墟と化したワルシャワ旧市街は、見事に復元され世界遺産となった。

ワルシャワ旧市街は戦災で被害を受けたが、大半は焼け残った。

ワルシャワ旧市街で復元されたのは、近世の建物である。

ハンザ都市リューベックの説明として、正しいものはどれか

リューベックは、かつてはハンザ同盟の盟主として繁栄し、「ハンザの王」と呼ばれた。

中世のリューベックでは、定期的に市門の鐘が鳴らされていた。

旧市街の入口のホルステン門は、ユーロ紙幣の図柄に採用されている。

トーマス・マンの『魔の山』はリューベックが舞台になっている。

サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナの説明として、正しいものはどれか

スペインの植民都市としては要塞を持たない最初の都市となった。

サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナは、メキシコの世界遺産である。

太平洋のインド洋沖に浮かぶカナリア諸島にある。

コンセプシオン教会は2001年に焼失した。

10.

ハルシュタット・ザルツカンマーグートの説明として、正しいものはどれか

ハルシュタットは「ザルツカンマーグートの真珠」と呼ばれている。

ザルツカンマーグート地方は、大理石の採掘場で有名である。

「ダッハシュタインの洞窟」は、カルスト地形である。

ザルツカンマーグートは、ドイツ南部の山脈である。

11.

テルチの歴史地区について、正しいものはどれか

テルチの歴史地区は、オーストリアの世界遺産である。

テルチの城はゴシック様式で建設されている。

ザハリアーシュ広場には、噴水や聖母マリア記念柱がある。

中央広場は円形の形状をしている。

12.

アーヘンの大聖堂について、正しいものはどれか

ローマ帝国の歴代皇帝の戴冠式が執り行われた。

ドーム天井のフレスコ画が有名である。

中世期のゴシック様式とロマネスク様式の融合がみられる。

786年から建設され、北部ヨーロッパ最古の大聖堂である。

13.

マテーラの洞窟住居サッシと岩窟教会公園についいて、正しいものはどれか

スペインの世界遺産である。

サッシとは、渓谷という意味である。

8世紀頃からキリスト教僧侶が住み始め、岩窟教会が多数建設された。

サッシには多くの修道僧が住み着き、聖地になっている。

14.

要塞都市クエンカの説明として、正しいものはどれか

要塞都市クエンカは、ギリシアの世界遺産である。

「宙づりの家」は17世紀に建造された修道院である。

クエンカの町の起源は、9世紀にムスリムが築いた断崖上の要塞にある。

クエンカ一帯は、花崗岩の段丘である。

15.

ヘルシングランドの装飾された農夫の家について、正しいものはどれか

フィンランドの世界遺産である。

ヘルシングランドには約1,000のファームハウスが残されている。

ファームハウスは、レンガ造りである。

ファームハウスの建築技術は、外国から輸入された。

16.

ウルビーノの歴史地区について、正しいものはどれか

ウルビーノはスペインの世界遺産である。

フェデリコ・フェリーニは、ウルビーノの指導者として有名である。

ウルビーノは、ラファエロの出身地である。

ドゥカーレ宮殿は、現在は市役所として使われている。

17.

ベルンの旧市街について、正しいものはどれか

ベルンは1405年以来、スイスの首都である。

この街を訪れたゲーテは、「スイスの真珠」と称えた。

街のシンボルである時計塔は1530年にゼンマイ式時計が取り付けられた。

ベルンは、1350年、ウィルヘルム3世によって創建された。

18.

サン・マリノの歴史地区とティタノ山について、正しいものはどれか

サン・マリノの起源は、ティターノ山頂に立つ城壁に由来する。

9世紀の時点では、サン・マリノは宗教者のコミュニティであった。

サン・マリノは、世界最古の共和国といわれている。

サン・マリノの歴史地区は、イタリアの世界遺産である。

19.

ナポリの歴史地区について、正しいものはどれか

ナポリは、もともとローマ都市で、「古き都」という意味である。

ヌオヴォ城はフランスのアンジェ城をモデルに建設された。

スパッカ・ナポリとは、ナポリ近郊の高級住宅街のことである。

卵城は、もともとギリシャ時代の神殿跡である。

20.

コルドバの歴史地区について、正しいものはどれか

古代ローマ時代に栄えたが、ローマ時代の遺跡は残っていない。

レコンキスタによって、メスキータ（モスク）は破壊された。

756年に成立した後ウマイヤ朝はコルドバを首都とし、その中心はモスク（メスキータ）であった。

コルドバが東ローマ帝国の領土になったことはない。