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検定2級 ウクライナ

ブコビナとダルマチアの首都大主教の邸宅

2021年5月23日

文化遺産
遺産名:
ブコビナとダルマチアの首都大主教の邸宅
Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans
国名:ウクライナ
登録年:2011年
登録基準:(ii)(iii)(iv)
概要:
ウクライナのチェルニウツィーに残る建造物群で、ブコヴィナがオーストリア帝国に属していた1864年から1882年にかけて、チェコ人の建築家ヨセフ・フラヴカの設計で建てられた。建造物群はかつてのブコヴィナ府主教たちの住居や聖堂・修道院・庭園などからなり、現在はチェルニウツィー大学の校舎の一部として利用されている。ハプスブルク君主国が宗教寛容政策を採っていた時期に栄えた東方正教会の影響力の大きさを伝えるとともに、様々な時代の建築様式が素晴らしい形で融合した歴史主義建築の傑作である。(Wikipedia)

模擬試験問題

ブコビナとダルマチアの首都大主教の邸宅について、正しいものはどれか

 

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Photo by Artem Chernatsky, Oleg Serkiz, kitanami kitanami from Flickr

建造物群の概要

府主教の邸宅はプルート川とその支流にはさまれた小高い丘の南東斜面に立地しており、その丘全体が世界遺産の緩衝地帯に指定されている。建造物群はおよそ幅70 m、奥行き 100 mの中庭の三方を囲むように建っており、残る一方に高い柵に収まった正門などが配置されている。こうした配置は聖地エルサレムをモデルにしたとも言われており、イタリアで15、16世紀にさかんに造営され、世界遺産にもなっているサクリ・モンティの19世紀版と位置づけられることもある。

中庭をはさんで正門と向き合う建造物群中で最大の建物が府主教の旧邸宅で、スチャバのイオアン の礼拝堂を含んでいるが、現在はチェルニウツィー大学の近代語学部棟になっている。旧邸宅内には、美しい天井画を持つ府主教たちの会議室だった部屋があり、現在では「大理石の間」と呼ばれている。この「大理石の間」には、かつてはブコヴィナの画家によって描かれた歴代オーストリア皇帝の肖像画が掲げられていた。ほかの主要な部屋としては、かつて府主教の図書室だった「青の間」、小会議室だった「赤の間」、応接室だった「緑の間」などがある。世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS)は、「赤の間」について「傑出した美しい木製の宝石箱で、その壁画が中国産の赤い絹で飾り立てられているかのようである」と評した。

紹介動画

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