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ローマ帝国の境界線:低地ゲルマニアのリーメス

2022年11月24日

文化遺産
遺産名:
ローマ帝国の境界線:低地ゲルマニアのリーメス
Frontiers of the Roman Empire – The Lower German Limes
国名:ドイツ、オランダ
登録年:2021年
登録基準:(ii)(iii)(iv)
概要:
ライン川下流域の左岸、ドイツのレーニッシュ山塊からオランダの北海沿岸までの約400kmに及ぶこの国境を越える遺跡は、2世紀当時、ヨーロッパ、近東、北アフリカにまたがっていたローマ帝国の国境線の一部、7,500kmに及ぶ102箇所から構成されている。この遺産は、紀元1世紀から5世紀にかけて、低地ドイツの端にあった軍事、民間の遺跡とインフラストラクチャで構成されている。考古学的遺跡には、軍団の要塞、砦、要塞、塔、臨時キャンプ、道路、港湾、艦隊基地、運河、水道橋、および民間人の集落、町、墓地、聖域、円形劇場、宮殿が含まれている。これらの遺跡は、ほぼすべてが地下に埋まっている。敷地内にある湛水性の堆積物は、ローマ時代の居住と使用から、構造物と有機物の高度な保存を可能にした。(世界遺産センターHPより)。

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