メキシコ国立自治大学の中央大学都市キャンパス

文化遺産
遺産名：
メキシコ国立自治大学の中央大学都市キャンパス
Central University City Campus of the Universidad Nacional Autónoma de México (UNAM)
国名：メキシコ
登録年：2007年
登録基準：(i)(ii)(iv)
概要：
シウダ・ウニベルシタリアは、メキシコシティ南部のコヨアカン地区にあるメキシコ国立自治大学（UNAM）のメインキャンパスである。建築家マリオ・パニとエンリケ・デル・モラルによって設計された。建築様式は異なっていても、庭園の存在と火山岩の使用はほぼすべての建物に共通であるが、注目すべき例外がある。それは学長塔と中央図書館である。これらの長身で四角い建物は、他に比べていささか孤立しており、壁画で飾られているという特色がある。手がけたのはともにメキシコの著名な壁画家で、学長塔の方はダビド・アルファロ・シケイロスが、中央図書館のほうはフアン・オゴルマンが、それぞれ担当した。中央図書館のほうは、壁画としては世界最大で、全面にアステカ人とスペイン人をモチーフにした絵やUNAMの学章などが描かれている。このことが、中央図書館を大学都市内で最も図像的な建築物にしている。(Wikipediaより）