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ロシア

ノヴゴロドと周辺の歴史的建造物群

2021年11月4日

文化遺産
遺産名:
ノヴゴロドと周辺の歴史的建造物群
Historic Monuments of Novgorod and Surroundings
国名:ロシア
登録年:1992年
登録基準:(ii)(iv)(vi)
概要:
ロシア最古の都市であり、中世のノヴゴロド公国の首都であった。ノブゴロドはロシア建国の地とされている。1992年に『ノヴゴロドと周辺の文化財』としてユネスコの世界遺産に登録された。名前を訳すと「新しい街」の意になり、ロシア国内には同名の都市が複数あるため、1998年以降の公式名称は大ノヴゴロド(ヴェリーキー・ノヴゴロド)である。

開かれたのかがいつかは正確には分かっていないが、『過ぎし歳月の物語』によると854年か859年といわれている。862年スウェーデン・ヴァイキングのノルマン人・ルス族が首長リューリクに率いられてノヴゴロドを占領し、スラヴ人を征服してロシア最初の国家を建設した。コンスタンティノープルに近いキエフが政治の中心になるに従って、ノヴゴロドは商業・工業に優れた独自の自由都市へと変遷していく。その後モスクワがロシアの歴史の表舞台に登場するまでの間、ロシアの中心都市として機能することになる。ハンザ同盟の外交施設である「商館」が置かれ、ドイツ商人たちが農産物や毛皮の買い付けにやって来た。(Wikipediaより)

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