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スウェーデン 検定2級 重要遺産

ヴァールベリのグリメトン無線局

2021年11月15日

文化遺産
遺産名:
ヴァールベリのグリメトン無線局
Grimeton Radio Station, Varberg
国名:スウェーデン
登録年:2004年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
グリメトン無線局とは、スウェーデン・ハッランド県ヴァールベリ市のグリメトンにある超長波(VLF)送信局である。当初、「ヴァールベリの無線局」の名称でユネスコの世界遺産に登録された。

世界で唯一稼動可能な高周波発電機式(アレキサンダーソン式)の超長波送信機を備えている。超長波送信アンテナは高さ127mの自立型鉄塔6基の間に渡されたワイヤで構成されているため、巨大な送電用鉄塔のように見える。

1922 - 1924年に建設された。 建造物群は、建築家カール・オーケルブラッドが新古典主義様式で主要な建物を設計し、構造エンジニアのヘンリック・クルーガーが、当時スウェーデンで最も高い建造物であったアンテナ鉄塔を設計した。1950年代までは専らアメリカ・ロングアイランドにある Radio Central との間で大西洋横断無線電信の送信に使われた。

1996年、旧式となった発電機式送信機による運用を停止する。しかし送信機の状態が良かったため、国の史蹟として指定を受ける。

発電機式送信機の運用停止後も、年に1回アレキサンダーソン・デイ (Alexanderson Day) に限り、発電機式送信機による17.2kHzのモールス信号で特別記念局が開局されている。また夏期には送信機を見学することもでき、アレキサンダーソン・デイにはイベントが催される。

(Wikipediaより)

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