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ジンバブエ

マナ・プールズ国立公園、サピとチュウォールの自然保護区

2021年11月25日

自然遺産
遺産名:
マナ・プールズ国立公園、サピとチュウォールの自然保護区
Mana Pools National Park, Sapi and Chewore Safari Areas
国名:ジンバブエ
登録年:1984年
登録基準:(vii)(ix)(x)
概要:
マナ・プールズは、国立公園を含む21万9,600haのジンバブエ西部の野生生物保護地域。一帯は、ザンベジ川下流の氾濫原にあたり、雨季になるたびに一面が湖のようになる。この湖が乾き、後退するに従って、水を求めて大型動物が集まるようになる。そのことが、一帯をアフリカ屈指の景勝地・狩猟地にしてきたのである。

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マナはショナ語で「4」を意味する(プールは英語)。これは、ザンベジ川中流域の蛇行地帯に4つの大きな湖が形成されていることに基づく。川に面している地域、島々、砂丘、ため池などを含み、マホガニー、イチジク、エボニー、バオバブなどの森林が隣接しているこの一帯は、アフリカ南部でも最も開発の手が入っていない国立公園の一つである。1980年代初頭には水力発電施設の設置から救われ、84年には世界遺産に登録された。この一帯は、ジンバブエのなかでカバ、ワニのほか、ゾウやバッファローなどの乾季の大型哺乳類が集まる地域としては最大級のものとなっている。

ユネスコに登録された当時、この地域はアフリカで最も重要なイースタン・ブラック・サイの生息地のひとつで、約500頭が生息していた。1994年には、密猟により10頭にまで減少したため、別の地域に移され保護されている。

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(Wikipediaより)

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