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ウガンダ 検定1級

ルウェンゾリ山地国立公園

2021年11月25日

自然遺産
遺産名:
ルウェンゾリ山地国立公園
Rwenzori Mountains National Park
国名:ウガンダ
登録年:1994年
登録基準:(vii)(x)
概要:
ルウェンゾリ山地国立公園は、コンゴ民主共和国との国境付近に広がる、ウガンダの国立公園。その名の通り、ルウェンゾリ山地(最高峰の標高5109m)の標高2100m以上を対象とする国立公園である。1941年に設定された森林保護区を前身とし、1991年に設定され、1994年にはユネスコの世界遺産に登録された。

ルウェンゾリは、現地のバコンジョ人の言葉で「雪を戴いた山」を意味する。その名の通り、アフリカでは3つしかない万年雪を戴く山地である。あと二つはアフリカ最高峰のキリマンジャロ山と第二位のケニア山であり、ナイル川源流とも云われる、標高 5,109 メートルのルウェンゾリ山にはアフリカ第3位のマルガリータ山頂がある。

Rwenzori Mountain, Flickr

標高 3,000 メートルの高地にはたくさんの奇妙な樹木が生えている。枝のそこかしこについている丸いものは苔のかたまりである。ここは湿度 100 パーセントの霧の森である。この付近は海から吹き付ける暖かい風が上昇するうちに冷やされ、毎日のように霧に覆われる。そのため、霧に適応した草花、ヘリクリムスが生息している。霧に覆われている時は花弁を閉じ、太陽が顔を出すと急いで花弁を開く。この地に生息する動物には、アヌビスヒヒ、シロサイ、森林ゾウ、チンパンジー、ロエストグエノン(オナガザルの仲間)、セネシオの葉っぱが主食のキノボリハイラックスなどやセネシオの幹に巣を作るサンバードという鳥がいる。巣は巨大植物から集めてきた綿毛で覆っている。サンバードはロベリアの蜜を吸うことで受粉の手伝いもしている。この高地では花粉を運んでくれる昆虫はほとんどいない為、セネシオに守られたサンバードだけが高山植物たちの繁殖を助けてくれている。

(Wikipediaより)

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