スペイン 検定1級

ラス・メドゥラス

2021年10月31日

文化遺産
遺産名:
ラス・メドゥラス
Las Médulas
国名:スペイン
登録年:1997年
登録基準:(i)(ii)(iii)(iv)

ラス・メドゥラスは、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州レオン県ポンフェラーダの近郊に広がる人工悪地。帝政ローマのトラヤヌス帝時代に最盛期を迎えた金鉱山を主体とする。現在は跡地となっている当地の金鉱山は、そこから産出される金鉱の枯渇がローマ帝国滅亡の遠因になったとされている。砂金を産出していた。採掘の作業は、川から水路を引き、大量の水で山を削るという方法が採られた。こうして削り取られた土砂から砂金を採り、その残土が現在見られる赤茶色の小山群を形成した。斜面に残る採掘現場や坑道は、作業の痕跡と当時の技術の高さを伝えている。

ラス・メドゥラスは古代の鉱業によって生まれた産業遺産であり、優れた文化的景観を形成していることから、1997年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。

関連動画へのリンク

ラスメドゥラス(ユネスコ/ NHK)

世界遺産クイズ

ラス・メドゥラスの説明として、正しいものはどれか

-スペイン, 検定1級
-