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ドイツ 検定1級

バンベルクの旧市街

2021年11月4日

文化遺産
遺産名:
バンベルクの旧市街
Town of Bamberg
国名:ドイツ
登録年:1993年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
バンベルクの旧市街が世界遺産に登録された理由は、第二次世界大戦期に実質的に被害を受けることがなく、中世の景観が維持されているドイツでは稀な地域という点にある。フランケン地方にあるバンベルクは、東フランク王ハインリヒ2世が、1007年に司教座を創設して以来、急速に発展した街である。ハインリヒ2世は、バンベルクをローマに匹敵するキリスト教の一大拠点にしようと考え、この街に聖堂や修道院などを建造した。

世界遺産に登録されている旧市街には、ハインリヒ2世の命で建設され2度にわたる焼失の末に13世紀に再建された大聖堂や、川の上に建つ旧市庁舎がある。4基の尖塔を持つ三廊式の大聖堂は、ロマネスク様式からゴシック様式への過渡期を表す重要なものである。(『世界遺産大事典』より)

主な構成資産

バンベルク大聖堂

この大聖堂は4つの尖塔をともなう後期ロマネスク様式の建造物である。大聖堂は長さ約94m、幅28m、高さ26mで、尖塔の高さはいずれも約81mである。

1004年に神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によって最初の造営がなされ、1012年5月6日に献堂された。1081年に火災によって一部が損壊したあと、バンベルクの聖オットー (Otto of Bamberg) によって新たな大聖堂が建造され、1111年に献堂された。現存する後期ロマネスク様式の大聖堂は、その後の13世紀に完成したものである。

収蔵されている数ある美術作品の中では、まずはこの教会の建立者である皇帝ハインリヒ2世とその妻クニグンデ皇后の壮麗な大理石の墓を挙げておこう。これは、1499年から1513年に彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーが彫り上げたもので、彼の代表作と見なされている。

他の大聖堂の宝物には、バンベルクの騎馬像として知られる彫像がある。おそらくコンラート3世の時期に属するこの彫像は、ほぼ間違いなく1200年頃のものである。また、大聖堂には ローマ教皇クレメンス2世の墓もある。

バンベルク大聖堂 , Flickr

アルテンブルク城

城はバンベルクの7つの丘のうち最も高い丘(386m)に位置している。1251年から1553年の間、この城はバンベルク司教の宮殿であった。1553年にブランデンブルク辺境伯 アルベルトに破壊され、以後はわずかな修繕がなされたあと監獄としてのみ使用され、次第に荒廃していった。

1801年にA.F.マルクス博士が城を買い上げ、それを完全に修復した。彼の友人で有名なドイツ人作家E.T.A.ホフマンはこの城に強い感銘を受け、暫くそこで暮らした。次の所有者、アントン・フォン・グライフェンシュタインは1818年に城郭保護協会を設立した。この団体は今も城のすべてを維持している。

旧市庁舎

下町につながる橋のなかで最も興味深い橋は、1455年に完成したオーベレ・ブリュッケである。この橋の中ほどの人工島の上に、1744年から1756年に再建された(旧)市庁舎 (Rathaus) が建っている。

旧市庁舎 , Flickr

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世界遺産クイズ

バンベルクの旧市街について、正しいものはどれか

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