スペイン 検定1級 重要遺産

サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ

2021年11月7日

文化遺産
遺産名:
サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ
San Cristóbal de La Laguna
国名:スペイン
登録年:1999年
登録基準:(ii)(iv)
概要:

大西洋のアフリカ沖に浮かぶスペイン領カナリア諸島にある「サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ」は、後の植民地政策のモデルとなった都市として知られる。この町は、1496年にコンキスタドールのアロンソ・フェルナンデス・デ・ルーゴによって建設された。広々とした区画に、聖堂や病院などが秩序正しく配された。スペインの植民都市としては要塞を持たない最初の都市となった。1502年に、レオナルド・ダ・ヴィンチが構想したイタリアのイモラの都市計画を、当時の軍政府長官がこの地の都市計画に採用した。1510年からはラ・ラグーナはテネリフェ島のみでなく地方全体にとっても政治的・学問的な中心地となった。1701年にはローマ教皇クレメンス11世の要請で、カナリア諸島初の大学であるラ・ラグーナ大学も開学した。サンタ・クルス・デ・テネリフェが主都となることで行政上の中心地としての地位を手放したにもかかわらず、今日でもなおテネリフェ島の宗教的・文化的な中心地であり続けている。1511年のコンセプシオン教会など16〜18世紀の建造物が多い。

1819年には司教座になった。1975年にはカナリア島天体物理学研究所が設立された。1999年には、ユネスコの世界遺産に登録された。2006年1月23日には、その都市の歴史地区に建っていた司教宮が焼失した。(Wikipediaより)

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San Cristóbal de La Laguna (UNESCO/NHK)

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