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2021年登録遺産 ガボン

イビンド国立公園

2021年11月26日

 自然遺産
遺産名:
イビンド国立公園
Ivindo National Park
国名:ガボン
登録年:2021年
登録基準:(ix)(x)
概要:
赤道直下のガボン北部に位置するイビンド国立公園は、約30万ヘクタールの広大な敷地に、絵のように美しいブラックウォーター・リバーのネットワークが広がっている。急流や滝の周りには手つかずの熱帯雨林が広がっており、美しい景観を作り出している。敷地内の水生環境には、固有の淡水魚種が生息しており、そのうち13種は絶滅の危機に瀕している。また、少なくとも7種のポドステマ科の川草が生息しており、各滝では微細な固有の水生植物が見られる。この敷地内の多くの魚種はまだ記述されておらず、地域の一部はほとんど調査されていない。イビンド国立公園には、絶滅危惧種であるスレンダースナウテッドワニ(Mecistops cataphractus)が生息している。この公園には、生物地理学的にユニークなCaesalpinioideae(カエサルピニオイデア)の原生林があり、絶滅危惧種であるフォレストエレファント(Loxodonta cyclotis)などの絶滅危惧種の代表的な哺乳類や鳥類に加えて、非常に多様な蝶が生息しているなど、高い保護価値を誇っている。西低地ゴリラ(Gorilla gorilla)、絶滅危惧種のチンパンジー(Pan troglodytes)、オウム(Psittacus erithacus)、また、絶滅危惧種のグレイネックド・ロックファウル(Picathartes oreas)、マンドリル(Mandrillus sphinx)、ヒョウ(Panthera pardus)、アフリカゴールデンキャット(Caracal aurata)、3種のセンザンコウ(Manidae spp. )が生息する。

(『世界遺産センター』HPより)

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