文化遺産
遺産名：
オネガ湖と白海の岩絵群
Petroglyphs of Lake Onega and the White Sea
国名：ロシア
登録年：2021年
登録基準：(iii)
概要：
ロシア連邦カレリア共和国にある、約6〜7千年前の新石器時代に岩に彫られた4,500個の岩絵（ペトログリフ）を含む遺跡。フェノスキャンディア地方の新石器時代の文化を記録した岩絵群があり、ヨーロッパでも最大級の遺跡である。プドジスキー地区のオネガ湖にある22の岩絵群には1,200以上の図形が、ベロモルスキー地区の白海沿いにある11の岩絵群には3,411の図形があり、300km離れた2つの部分に33のロックアートパネルがある。オネガ湖のロックアートは、鳥や動物、人間と動物のハーフ、月と太陽を象徴するような幾何学的な形などが多く見られる。白海の岩絵群は、狩猟や航海のシーンを描いた彫刻や、それに関連する道具、動物や人間の足跡などで構成されています。石器時代の創造性を物語る芸術性の高い作品である。これらの岩絵群は、集落や埋葬地などの場所に関連しています。
6000年前の岩絵 , Flickr
（『世界遺産センター』HPより）