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2021年登録遺産 ウルグアイ 検定1級

エンジニア、エラディオ・ディエスツの作品:アトランティダ教会

2021年11月26日

 文化遺産
遺産名:
エンジニア、エラディオ・ディエスツの作品:アトランティダ教会
The work of engineer Eladio Dieste: Church of Atlántida
国名:ウルグアイ
登録年:2021年
登録基準:(iv)
概要:
鐘楼と地下の洗礼堂を持つアトランティダ教会は、モンテビデオから45km離れたエスタシオン・アトランティダにある。1960年に完成したこの教会は、イタリアの古キリスト教や中世の宗教建築にインスパイアされており、露出したレンガや補強されたレンガを使用した斬新なデザインとなっている。1つのホールを持つ長方形のプランで建てられたこの教会は、独特の起伏のある壁を持ち、同じように起伏のある屋根を支えている。この屋根は、エラディオ・ディステ(1917-2000)によって開発された、一連の強化レンガのガウス型ヴォールトで構成されている。教会正面の右側には、透かし彫りされたレンガで作られた円筒形の鐘楼がそびえ立ち、パルヴィスの左側には地下の洗礼堂があり、三角形のプリズム状の入り口から入ることができ、中央のオクルスで照らされている。この教会は、20世紀後半のラテンアメリカにおける近代建築の顕著な形式的・空間的成果を示す顕著な例であり、資源を惜しみなく使って社会的平等を追求し、構造上の必要性を満たすことで大きな美的効果を上げている。

(『世界遺産センター』HPより)

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アトランティダ教会の説明として、正しいものはどれか

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/1612

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