自然遺産
遺産名:
ドロミテ山塊
The Dolomites
国名:イタリア
登録年:2009年
登録基準:(vii)(viii)
概要:
ドロミテ山塊は、イタリア北東部にある山地で、東アルプス山脈の一部。北はリエンツァ川、西はイザルコ川とアディジェ川、南はブレンタ川、東はピアーヴェ川に囲まれた一帯で、ボルツァーノ自治県(南チロル)、トレント自治県、ベッルーノ県にまたがる。ドロミーティの名は、18世紀フランスの地質学者デオダ・ドゥ・ドロミュー(Déodat de Dolomieu)に由来する。デオダ・ドゥ・ドロミューは、この山々で非常に豊富な鉱物である苦灰石 (ドロマイト dolomite) を発見した人物である。最も標高が高い山は標高3343mのマルモラーダ(Marmolada)である。特徴的な形の急峻な岩山が多く、比高100mオーダーの岩壁は格好のロッククライミングの場である。(Wikipediaより)
Photo by Massimo Battesini, barnyz, Alan Knight, Somchat Thavornvattanayong from Flickr & Shutterstock
構成地域
世界遺産としての「ドロミーティ」 (de:Welterbe Dolomiten) は、以下の地域から構成される(番号は右表内の地図に対応する)。
- Pelmo-Croda da Lago
- Marmolada
- Pale di San Martino San Lucano – Dolomiti Bellunesi – Vette Feltrine
- Dolomiti Friulane e d`Oltre Piave
- Dolomiti Settentrionali Cadorine, Sett Sass
- Puez-Odle / Puez-Geisler / Pöz-Odles
- Sciliar-Catinaccio
- Rio delle Foglie
- Dolomiti di Brenta
関連動画へのリンク
Pelmo-Croda da Lago
Marmolada
Pale di San Martino San Lucano
Santa Maddalena
Cortina D'ampezzo
ドロミーティ山脈の麓、アンペッツォ地方の中心地であり、登山やウィンタースポーツの拠点となるリゾート地である。1956年には、この町を中心に冬季オリンピック(1956年コルチナ・ダンペッツオオリンピック)が行われた。
Tre Cime di Lavaredo
世界遺産クイズ
世界遺産検定の模擬試験問題
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/1237