広島平和記念碑 (Flickr)

世界遺産とは 負の遺産

負の遺産

2021年8月21日

世界遺産には、戦争や紛争、人種差別や奴隷貿易など、人類が歴史上で犯してきた過ちを記憶にとどめ繰り返さないよう教訓とするための「負の遺産」と呼ばれる遺産がある。世界遺産条約で定義されているものではないが、世界遺産条約の理念の中では重要である。負の遺産と考えられているものは、次のとおりである。

・『広島平和記念碑(原爆ドーム)』
・『アウシュヴィッツ・ビルケナウ
・『ゴレ島
・『ロベン島
・『ビキニ環礁
・『バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群
・『クンタ・キンテ島と関連遺産群

登録基準(vi)のみで登録されることがあるのも、「負の遺産」の特徴である。

 

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