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ラオス 検定1級

ジャール平原:シェンクワーン県の巨大石壺遺跡群

2021年11月22日

文化遺産
遺産名:
ジャール平原:シェンクワーン県の巨大石壺遺跡群
Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang – Plain of Jars
国名:ラオス
登録年:2019年
登録基準:(iii)
概要:
ジャール平原は、ラオス中部のシエンクワーン県、アンナン山脈の北端に位置するシエンクワーン平原に大量の石壺 (Stone Jars)が散らばって埋められている歴史文化的な場所、あるいはシエンクワーン平原そのものを意味する。石壺はシエンクワーン平原を中心に400箇所以上で確認されている。

考古学者は、これらの石壺は古代モン・クメール族によって、1,500 - 2,000年前に使用されたと考えている。回収された石壺のほとんどは、紀元前500 - 西暦800年のものである。人類学者や考古学者の理論は、これらの石壺は骨壷、あるいは食料貯蔵のための容器として使用されたとしている。

ラオスの伝説は、このエリアにかつて巨人の種族がいたとしている。そしてKhun Cheungと呼ばれる古代の王について伝えている。彼は長い間、敵と戦い続けて勝利をし、これを祝うために、大量のラオ・ハイと呼ばれるライスワインを醸造かつ貯蔵するための石壺を産み出したとされている。

1930年代になって最初にジャール平原を調査、研究した西洋人は、フランス極東学院のフランス人考古学者Madeleine Colaniである。彼女はチームで石壺のある場所を掘り、ほら穴の近くで、焼かれたものや灰を含む人骨を発見した。彼女の調査は、様々な発掘が行われた現在においても、最も説得力のあるものである。

(Wikipediaより)

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