文化遺産、文化的景観
遺産名:
フィリピンのコルディリェーラの棚田群
Rice Terraces of the Philippine Cordilleras
国名:フィリピン
登録年:1995年
登録基準:(iii)(iv)(v)
概要:
フィリピン・コルディリェーラの棚田群は、フィリピンのルソン島北部の中央山岳地帯の主に東斜面に広がっている棚田地帯。棚田の規模としては、世界最大ともいわれている。1995年に、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
フィリピンのルソン島の北部中央に広がるコルディレラは、標高が1000メートルを越える峰々が多数存在する。コルディレラは、スペイン語で山脈。この山域でもバギオという街は、避暑地として有名である。このバギオの東北にあるバナウェでは、大規模な棚田を見ることができる。また、バダットやボントックも大規模な棚田が広がっている。コルディリェーラの棚田は、天国へ昇る階段とも比喩される。棚田の総延長は2万キロメートルを越えるとも言われている。また、1995年にユネスコの世界遺産に登録された際は、日本の棚田保護政策のきっかけになったともいわれている。
(Wikipediaより)