Lake Boukou , Flickr

チャド

ウニアンガ湖群

2021年11月25日

自然遺産
遺産名:
ウニアンガ湖群
国名:チャド
登録年:2012年
登録基準:(vii)
概要:
ウニアンガ湖群は、チャド北東部のサハラ砂漠にある18の湖の総称で、ティベスティ山地西部からエネディ地方東部にかけての盆地に位置する。2012年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。チャドでは初の世界遺産である。年降水量が2 mm以下の灼熱の砂漠地帯に位置する湖は、大きさ、深さ、成分組成、色彩などがまちまちである。

色が異なるウニアンガの湖, Flickr

18の湖は近傍の村々の名前をもとに、以下のように分類される。

ウニアンガ・ケビル群 (Ounianga Kébir) : 「大ウニアンガ」の意味で、最大のヨアン湖 (Lac Yoan) をはじめ、ユマ湖 (Lac Uma)、ミオジ湖 (Lac Mioji)、フォロドヌ湖 (Lac Forodone) の計4つの湖から構成されている。総面積は7056 haである。
ウニアンガ・セリル群 (Ounianga Sérir) : 「小ウニアンガ」の意味で、最大のテリ湖をはじめ、ブク湖 (Lac Boukou)、ブドラン湖 (Lac Bedrin)、ジャラ湖 (Lac Djara)、アグタ湖 (Lac Agouta)、オグ湖 (Lac Hogou)、エダン湖 (Lac Edem)、アルジュー湖 (Lac Ardjou) など計14の湖で構成される。総面積は5108 ha である。

上空から見たウニアンガ・セリル群の湖, Flickr

(Wikipediaより)

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