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南アフリカ共和国

イシマンガリソ湿地公園

2021年11月25日

自然遺産
遺産名:
イシマンガリソ湿地公園
iSimangaliso Wetland Park
国名:南アフリカ
登録年:1999年
登録基準:(vii)(ix)(x)
概要:
イシマンガリソ湿地公園は、南アフリカ共和国、クワズール・ナタール州の東海岸にある自然保護区である。ダーバンの北約275 km にあたる。南アフリカでは3番目に大きな自然保護区で、北はモザンビーク国境から南はセント・ルシア河口のマペラネ(Mapelane)まで、海岸線280 kmにわたって存在している。面積は3280 km2 の原生的な生態系の守られている地域で、Ezemvelo KZN Wildlifeが管理している。

isimangalisoとは、ズールー語で「奇跡」や「不思議なこと」を意味する。この名前の由来は、シャカの臣下がツォンガ族の地に派遣されたことにある。彼が帰ってきたときに見た美しさを「奇跡」と表現したことに由来する。

イシマンガリソ湿地公園が世界遺産に登録されたのは、比較的狭い地域に豊かな生物多様性、独特の生態系、自然の美しさが存在するからである。公園内には、アフリカ最南端のサンゴ礁や砂浜、亜熱帯砂丘林、サバンナ、湿地帯など、さまざまな生態系が存在するため、動植物の多様性が高い。公園内に生息する動物としては、ゾウ、ヒョウ、クロサイ、ミナミシロサイ、ケープバッファロー、海ではクジラ、イルカ、オサガメやアカウミガメなどのウミガメなどがいる。サンゴ礁には、色が変わるタコやイカが生息していて、無防備な獲物を待ち伏せしている。時には、巨大なジンベイザメが口を開けて小さなプランクトンをすくい上げながら水中を滑空する姿も見られる。

また、公園内には1,200頭のクロコダイルと800頭のカバが生息しています。

(Wikipediaより)

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