文化遺産
遺産名:
カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントローメキシコ内陸部の王の道
Camino Real de Tierra Adentro
国名:メキシコ
登録年:2010年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロは、アメリカ合衆国・ニューメキシコ州のサン・フアン・プエブロからメキシコ合衆国の首都であるメキシコシティまでの約2,560キロメートルの道路である。
アメリカ合衆国内の延長距離は404マイル(646キロメートル)であり、アメリカ合衆国内部分では、ナショナル・ヒストリック・トレイルに2004年に指定された。アメリカ国内の管理は、アメリカ合衆国国立公園局及び土地監督局が行っている。メキシコ領内の部分は、2010年、UNESCOの世界遺産リストに登録された。
カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロは1598年から1882年までの間、陸上交易の通路として使用された。直訳すれば「内陸部の王の道」の意味で、「銀の道」の異名を持つように、この道路で約300年の間、運ばれていたのは、サカテカスやグアナフアト、サン・ルイス・ポトシで採掘された銀であった。また、ヨーロッパからは銀の精錬に使われた水銀が輸入され、メキシコの鉱山に運ばれていった。
(Wikipediaより)