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アメリカ合衆国 検定1級

マンモス・ケーブ国立公園

2021年11月18日

自然遺産
遺産名:
マンモス・ケーブ国立公園
Mammoth Cave National Park
国名:アメリカ合衆国
登録年:1981年
登録基準:(vii)(viii)(x)
概要:
マンモス・ケーブ国立公園とは、アメリカ合衆国ケンタッキー州中央部にあるアメリカ合衆国の国立公園の1つであり、発見されたうちで、世界でもっとも長い洞窟群であるマンモス・ケーブを含む国立公園である。洞窟群の正式な名称はマンモス・ケーブ・システムであるが、洞窟が形成された尾根の部分の名称を踏まえて、フリント・マンモス・トゥーヒー・ユードラ・ジョッパ・ジム・リー・リッジ・ケーブ・システムと呼ぶべきとの議論がある。1941年7月1日に国立公園として指定され、1981年10月27日に世界遺産に登録された。また、国際的な生物圏保護区に1990年9月26日に指定された。

マンモス・ケーブは、古生代ミシシッピ紀 (前期石炭紀、約3億年前) の厚い石灰岩層中に形成されている。石灰岩層の上には砂岩層が水平にかぶさっている。このために全体が非常に堅固な岩層となっている。洞窟の長さは591キロメートル(367マイル)以上知られているが、新たな通路や他洞窟との接続箇所が今も発見されつづけ、毎年数マイルずつ長さが延びている。

上部の砂岩層はビッグ・クリフティ砂岩と呼ばれ、地表では緩やかな起伏の地形をつくっている。谷となって窪んでいる地帯には下位の石灰岩層が露出している。砂岩層中には薄い石灰岩層がまばらに点在し、表層のカルスト形成ゾーン(epikarstic zone)をつくっているが、ここに生じている洞窟系は小さすぎて探検することはできない。

国立公園管理機関のナショナルパークサービスによって何種類かの洞窟ツアーが行われている。グランドアベニュー(大通り)、フローズンナイアガラ(凍るナイヤガラ)、ファットマンズミザリー(デブの関門)など、有名ポイントを巡るコースには、ライトアップされた1時間から6時間のツアーがある。

(Wikipediaより)

関連動画へのリンク

世界遺産クイズ

マンモス・ケーブ国立公園の説明として、正しいものはどれか

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/150

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