自然遺産
遺産名:
グレート・スモーキー山脈国立公園
Great Smoky Mountains National Park
国名:アメリカ合衆国
登録年:1983年
登録基準:(vii)(viii)(ix)(x)
概要:
グレート・スモーキー山脈国立公園(Great Smoky Mountains National Park)は、アメリカ合衆国の国立公園で、アパラチア山脈を構成するブルー・リッジ山脈の一部であるグレート・スモーキー山脈の稜線をまたいでいる。東のノースカロライナ州と西のテネシー州の州境は、北東から南西へ、公園の中心線を通っている。アパラチアン・トレイルも、メイン州からジョージア州までの道中で、公園の中心を横切っている。
標高の多様性、豊富な雨量、原生林の存在が、公園の生物相を極めて豊かなものとしている。約1万種の動植物が公園に住んでいることが知られており、さらに知られていない生物が9万種住んでいると見積もられている。
公園監理官は、200種以上の鳥類、60種の哺乳類、50種の魚類、39種の爬虫類、多くの無肺サンショウウオを含む43種の両生類を数えている。公園は、サンショウウオの世界の首都 (Salamander Capital of the World) という渾名を持っている。公園には特筆すべきクロクマの集団がおり、少なくとも1,800頭に達する。エルク (ワピチ) の公園への再導入が、2001年に始められた。
100種以上の樹木が公園で育っている。低い地域の森は、落葉樹が優位を占めている。より高地では、落葉樹は、フレイザー・モミ (Fraser Fir) のような針葉樹に取って代わられる。なお、公園では1,400種を超える顕花植物と4,000種を超える隠花植物がみられる。
(Wikipediaより)
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UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/259