自然遺産
遺産名:
グアナカステ保護地区
Area de Conservación Guanacaste
国名:コスタリカ
登録年:1999年
登録基準:(ix)(x)
概要:
グアナカステ国立公園(Parque Nacional Guanacaste)は、コスタリカ北部にある国立公園である。オロシ火山(Orosí Volcano)やカカオ火山(Cacao Volcano)の斜面から、パンアメリカンハイウェイまで広がっており、そこでサンタ・ロサ国立公園に接している。
設定されたのは1989年のことで、その一因となったのはダニエル・ハント・ジャンゼンが展開したキャンペーンと資金集めである。それによって、乾燥帯の森林と熱帯雨林との間を多くの種が季節ごとに行き来できるようになったのである。公園は約 340 km2 で、140種の哺乳類、300種以上の鳥類、100種の両生類・爬虫類、10,000種以上の昆虫の棲息が確認されている。
最も近い都市は北西のラ・クルス(La Cruz)である。公園内にはグアナカステ保全地域の本部の他、研究拠点(station)が複数存在している。そのうちピティリャ(Pitilla)は公園の北東端に、カカオ(Cacao)はカカオ山南西の斜面に、マリトサ(Maritza)はカカオ、オロシ両火山の近くに、それぞれ位置している。
(Wikipediaより)