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サウジアラビア

サウジアラビアのハーイル地方にある壁画

2021年11月22日

文化遺産
遺産名:
サウジアラビアのハーイル地方にある壁画
Rock Art in the Hail Region of Saudi Arabia
国名:サウジアラビア
登録年:2015年
登録基準:(i)(iii)
概要:
サウジアラビアのハーイル地方の岩絵は、2015年の第39回世界遺産委員会で登録されたサウジアラビアの世界遺産である。サウジアラビアのハーイル州の2遺跡に残る岩絵群は、中東で最大規模と評価されているだけでなく、アラビア半島が砂漠化していった1万年におよぶ生活様式の変遷を伝えているという点でも価値を有する。

この物件は1万年以上に及ぶこの地の変化、特に中期完新世以降に進展した砂漠化を伴う環境変化の様子を伝えており、時期によって描かれる動物などにも違いが見られる。また、後の時期にはイスラームの受容なども見て取ることができる。「ジュッバ様式」(Jubbah style) と呼ばれる様式にも特色があり、優れた芸術性を評価されている。

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