自然遺産
遺産名:
武陵源:歴史的・景観的重要地区
Wulingyuan Scenic and Historic Interest Area
国名:中国
登録年:1992年
登録基準:(vii)
概要:
武陵源は、湖南省張家界市にある、張家界森林公園・索渓峪自然保護区・天子山自然保護区などの地域からなる自然保護区の総称。1992年より、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。
1984年にこの地を訪れた胡耀邦によって王維の作品『桃源行』の武陵桃源(仙郷)に因んで命名された。武陵源は、その独特の石の柱が立ち並んでいる景観で知られる。その柱は珪岩で出来ており、二酸化珪素の含有率はおおよそ75%-95%である。その石柱のほとんどが200m以上あり、場所によっては300m以上のものも存在する。珪岩の外に一部ではカルスト地形などの石灰岩で出来た地形もあり、40ほどの洞窟が確認されている。
植物層も豊かで、中国第一級保護植物が4種、第二級が40種確認されている。動物では28種の国家級保護動物が確認されている。チュウゴクオオサンショウウオなど。
(Wikipediaより)
(Flickrより)