負の遺産
遺産名:
オーストラリアの囚人収容所遺跡群
Australian Convict Sites
国名:オーストラリア
登録年:2010年
登録基準:(iv)(vi)
概要:
この施設には、18世紀から19世紀にかけて大英帝国がオーストラリアに建設した数千の流刑地のうち、11ヵ所が含まれている。これらの施設は、西オーストラリアのフリーマントルから、東はノーフォーク島のキングストンやアーサーズ・ヴェイルまで、北はニューサウスウェールズ州のシドニー周辺から南はタスマニアまで、オーストラリア全土に点在している。1787年から1868年までの80年間に、約16万6千人の男女と子供が、英国の司法によって囚人植民地への輸送を宣告され、オーストラリアに送られたのである。それぞれの場所には、懲罰的な投獄と、植民地建設のための強制労働による更生という、特定の目的があった。オーストラリアの囚人遺跡群は、大規模な囚人輸送と、囚人の存在と労働を通じたヨーロッパ列強の植民地拡張の現存する最良の例を示している。(世界遺産センターHPより)
オーストラリアの囚人収容所遺跡群
2022年11月24日