文化遺産
遺産名:
メディナ・アサーラのカリフ都市
Caliphate City of Medina Azahara
国名:スペイン
登録年:2018年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
メディナ・アサーラとは、スペインのアンダルシア州コルドバ県コルドバの西北7キロの丘に位置する中世イスラーム建築の宮殿跡のこと。10世紀半ばに後ウマイヤ朝によって築かれた都市遺跡。20世紀初頭に発見されるまで1,000年近くも忘れ去られていたため、今は失われたイベリア半島におけるイスラム文明を伝える道路、橋、水利施設、建物、装飾などが状態良く保存されている。アサーラとは、アラビア語で「花」を意味する。最上層にはカリフの宮殿や宮廷人の住居、中層には庭園、下層には大モスクと一般市民の住宅地があったとされる。宮殿は東西1500メートル、南北700メートルの広さを持ち、正門にはドームを頂く円柱回廊があり、寵妃ザフラーを模したともいわれる女人像が置かれていた。鉄や青銅を張った扉は1500枚以上、大理石の円柱は4000本以上に達した。(Wikipedia、世界遺産センターより)
Photo by jordi Doria Vidal, Paco, Jocelyn Erskine-Kellie, Ayse Topbas, Juan Pedro Gómez-51 from Flickr
関連動画へのリンク
世界遺産クイズ
世界遺産検定クイズ