自然遺産
資産名：
ウルク・バニ・マアリド
‘Uruq Bani Ma’arid
国名：サウジアラビア
登録年：2023年
登録基準：(vii)(ix)
概要：
その土地は、地球上で最も広範囲の風によって運ばれた砂地、通称アル・ルブ・アル・ハリ砂漠の西部地域を含んでおり、地球でも最も壮大な砂漠の景観の一つを保存している。この土地の多様な地形は、多くの野生動物の生息地を提供しており、アラビアオリックス（Oryx leucoryx）やアラビア砂ガゼル（Gazella marica）を含む象徴的な砂漠動物たちが、野生で絶滅した数十年を経た後、自然の生息地に再導入されたことで、この地域は世界的に注目されています。移動する砂丘は、砂中に潜る無脊椎動物や爬虫類にとって優れた、酸素が豊富な生息地を提供している。この保護区は、3つのセクションに分かれており、中心の自然保護区、制御された放牧が許可されている地域、そして狩猟が許可されている地域がある。（世界遺産センターHPより）
1995年から2013年の間に、保護区には149頭のアラビアオリックスが放され、2013年時点で約500頭の個体が存在すると推定されていた。保護区はフェンスで囲まれていないため、これが現在野生の唯一の個体群である。アラビア砂ガゼルとモンゴウシ山羊も1995年以降に再導入され、成功している。
（Wikipediaより）
