世界遺産の関係機関 IUCN

IUCN

2021年7月31日

国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources、IUCN)とは、1948年に創設された、国際的な自然保護団体である。国家、政府機関、NGOなどを会員とする。本部はスイスのグランにある。ユネスコやフランス政府、スイス自然保護連盟などの呼びかけにより、1948年に設立された。自然の多様性を保全し、持続可能な自然資源の利用を行うために、世界中の科学者を支援することを目的としている。

世界遺産委員会に諮問機関として参加している。日本は1978年に環境庁が日本の政府機関として初めて加盟、1995年に国家会員として加盟した。また、日本国内の18団体(NGOなど)が加盟している。

IUCNは世界遺産センターからの依頼を受けて、世界遺産リストへ登録推薦された自然遺産(複合遺産を含む)の専門的調査や審査を行い、世界遺産委員会に審査報告を行う。また、文化的景観の価値で推薦された文化遺産に含まれる自然の価値や保全管理などについてICOMOSへ助言を行う。

模擬試験問題

世界遺産検定の模擬試験問題

IUCNの説明として、正しくないものはどれか。

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