文化遺産
遺産名:
チェルヴェテリとタルクィニアのエトルリア古代古墳群
Etruscan Necropolises of Cerveteri and Tarquinia
国名:イタリア
登録年:2004年
登録基準:(i)(iii)(iv)
概要:
イタリア中部ラツィオ州にある、エトルリア人が残した2ヶ所のネクロポリス(チェルヴェーテリ近郊のバンディタッチャ遺跡と、タルクイーニア近郊のモンテロッツィ遺跡)が対象となっている。
バンディタッチャのネクロポリス(Necropoli della Banditaccia)は、ローマの西北西約35kmのチェルヴェーテリ近郊にあるネクロポリスの遺跡である。バンディタッチャという名前はイタリア語のBandoに由来している。
総面積は400 haで、そのうち訪問可能なのは 10 ha である。全体で1200もの墓があり、その多くが小丘を覆っている。この遺跡は地中海世界最大のネクロポリスである。墓の作成された年代は紀元前9世紀のヴィッラノヴァ文化(Villanovan culture)期から、紀元前3世紀の後期エトルリア時代にわたっている。古式ゆかしいものは、井戸状の竪穴を掘りそこに死者の灰を納めるが、簡素な窪地状のものも存在している。
墓の中で最も有名なのはdei Rilieviと呼ばれるものとその紀元前4世紀のレリーフだが、それは碑文からマトゥナス(Matunas)なる人物のものであることが分かっている。墓にはすぐれたフレスコ画群や薄浮彫、生活用具の数々を描いた彫刻などが見られる。(Wikipediaより)
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関連動画へのリンク
チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリアのネクロポリス(ユネスコ/ NHK)
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/1158