ブルージュのベギン会館 , Flickr

ベルギー 検定1級

フランドル地方のベギン会の建物

2021年11月5日

文化遺産
遺産名:
フランドル地方のベギン会の建物
Flemish Béguinages
国名:ベルギー
登録年:1998年
登録基準:(ii)(iii)(Iv)
概要:

フランドル地方のベギン会修道院群は、ベルギーにあるユネスコの世界遺産の物件名。オランダやベルギーに残るベギン会のうち、フランドル地方の計13件がまとめて登録された。ベギン会は北西ヨーロッパに広範にみられた信仰をベースとした互助会のようなものから出発し、その成員であるベギンとよばれる半聖半俗の女性たちの生活の場であったベギンホフを形成するにいたる。ベヘインホフは、ブルージュなどでは、木々のしげる中庭をもち、外界から隔絶された別天地を形成して、都会のオアシスとなっていた。敷地は、総じて相当程度ひろく、都市のなかの都市と呼称されるほどで、内部には、居住用家屋のほかに、専用礼拝堂や、施療院など複合的機能をもった家屋が含まれていた。

13世紀頃にルーヴェンにつくられたベギン会館はベルギーでも最大規模のもので、最盛期には200人以上が生活していた。ブリュージュのベギン会館は、1245年にこの地方を治めていたフランドル伯の妻によって創建された。

世界遺産の登録に当たっては、ベヘインホフが地域にはたした文化的意義とともに、当時の都市計画や建築文化とも結びつきが深いことなどが評価された。
(Wikipediaより)

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