文化遺産
遺産名:
ビルカとホヴゴーデン
Birka and Hovgården
国名:スウェーデン
登録年:1993年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
ホーヴゴーデンは、スウェーデンのメーラレン湖に浮かぶアデルスユー島に残る遺跡。この島はヴァイキングが10世紀から11世紀にかけて占領し、スウェーデン王国の王領地のネットワークであるUppsala ödに含まれていた。ホーヴゴーデンは王宮の所在地として、隣のビョルケー島のビルカを見渡す行政上の中心地でもあった。ホーヴゴーデンにはバイキング時代以来の数千に及ぶ墓所があり、農民たちだけでなく、歴代の王族や豪族の墓もある。
ホーヴゴーデンは、同じくメーラレン湖に浮かぶビルカとともに、1993年にユネスコの世界遺産に登録された。ビルカはホーヴゴーデン同様ヴァイキング時代の遺跡が残るほか、831年に聖アンスガルが建造したというスウェーデン最古のキリスト教集会所の遺跡が残っている。(Wikipediaより)
ビルカでは、城壁や2000を超える墳墓、ルーン文字の石碑などが見つかり、墳墓の副葬品からは、ヴァイキングが遠くビザンツ帝国などとの交易を行っていたことも証明された。