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スイス 検定1級

スイスのサルドナ上層地殻変動地帯

2021年11月15日

自然遺産
遺産名:
スイスのサルドナ上層地殻変動地帯
Swiss Tectonic Arena Sardona
国名:スイス
登録年:2008年
登録基準:(viii)
概要:
スイスの活発な地殻変動地域サルドナは、2008年の第32回世界遺産委員会で登録されたスイスの世界遺産である。地質学研究上重要な意味を持つグラールス衝上断層を対象としている。グラールス衝上断層はスイス東部、アルプス山脈山中にある巨大な衝上断層である。この衝上断層に沿って、ヘルヴェティックナップが、北側のアアル地塊とインフラ・ヘルヴェティック複合体の上に100km以上にわたってせり上がっている。この衝上断層は古い堆積岩と新しい堆積岩との接触面を作り出している。

周囲には起伏に富んだ地形が広がり、グラールス衝上断層は水平方向に発達しているために、グラールス州、ザンクト・ガレン州・グラウビュンデン州の比較的広い範囲に露出する。有名な露頭はグラールス町の地殻にあるロッホズィッテとエルムとフルムスの間にあるチンゲルホェルナーと呼ばれる崖である。この種類の衝上断層は世界各地の山脈では決して珍しいわけではない。しかし、グラールス衝上断層は観察しやすい衝上断層(逆断層)であり、また、多くの研究がなされ、造山運動の研究史において大きな役割を果たしてきた。

(Wikipediaより)

関連動画へのリンク

世界遺産クイズ

スイスのサルドナ上層地殻変動地帯について、正しいものはどれか

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/1179

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