文化遺産
遺産名:
サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場
São Francisco Square in the Town of São Cristóvão
国名:ブラジル
登録年:2010年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
サン・クリストヴァン (São Cristóvão) はブラジルのセルジッペ州の旧州都で、ブラジル国内では4番目に古い都市である。歴史地区中心部のサン・フランシスコ広場とそれに隣接する歴史的建造物群は、2010年にICOMOSのかなり厳しい事前勧告を覆して、UNESCOの世界遺産リストに登録された。
サン・フランシスコ広場は、サン・クリストヴァンの山の手に残る長方形の広場である。山の手はかつて州都だった時代の政治権力や宗教権力の中心地であり、サン・フランシスコ広場にはその時代を象徴する建造物群が並んでいる。北側をフランシスコ会の修道院・同付属聖堂、東側を慈悲修道女会の施療院と聖堂、南側を(旧)州知事公邸、西側を5軒の私邸によって区切られた51 m x 73 mの広場で、南北に対して東西が長い。広場の東西南北に面した建造物群は、町の建設当初に由来する宗教建造物もあれば、州都だった時代の公邸もある。さらに私邸も並ぶ周辺の建造物群も含めた広場の景観は、さながら町の歴史の縮図とも言いうるのである。
(Wikipediaより)