アレキパの大聖堂, Flickr

ペルー 検定1級

アレキパの歴史地区

2021年11月17日

文化遺産
遺産名:
アレキパの歴史地区
Historical Centre of the City of Arequipa
国名:ペルー
登録年:2000年
登録基準:(i)(iv)
概要:

アレキパの歴史地区は、雪に覆われた3つの火山の麓にあるアレキパ州にあり、先住民の手と建築技術や特性がヨーロッパのデザインと統合され、植民地の巨匠や先住民の石工の立派な仕事に表現されている。この複合的な影響と、地震による不安定な地盤への対応は、堅牢な壁、アーチ、ポルティコ、丸天井、中庭、オープンスペース、そしてファサードの複雑なバロック装飾における強い先住民の影響によって説明されている。

アレキパの歴史地区は、白やピンクの火山岩で造られた建物が多く、自然現象や歴史的背景から生まれた独特の個性を持っている。先住民の存在、スペインによる征服と伝道、壮大な自然環境、頻繁に起こる地震、これらすべてがアレキパのアイデンティティを定義する主な要因となっている。この都市は、自然のプロセスに対する人々の耐久力と、危機を克服する文化の能力の結果である。アレキパは、1540年、先史時代のコミュニティによって集中的に耕作されていた谷に建設された。サン・ラサロ地区の歴史地区近くには、先住民の集落のレイアウトが残っている。世界遺産は、スペイン統治時代の49区画で構成されている。さらに、植民地時代と19世紀に作られた24のブロックがある。

アレキパ(Arequipa)は、ペルー共和国南部にある同国第2の都市。人口は約90万人。アレキパ県の県都である。 アレキパの名前の由来は皇帝がケチュア語で人々に"Ari qhipay"(ここに住みなさい)と言ったことからきている。アレキパのセントロにある建物は近郊で採れる白い火山岩から造られているため"Ciudad Blanca"(白い町)と呼ばれている。アルマス広場を中心に、1579年に創建された壮麗なサンタ・カタリーナ修道院などが建ち並ぶ。

(Wikipediaより)

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(Flickerより)

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