文化遺産
遺産名:
レッド・ベイのバスク人捕鯨基地
Red Bay Basque Whaling Station
国名:カナダ
登録年:2013年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
レッド・ベイ国定史跡は、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州レッド・ベイにある1979年指定のカナダ国定史跡であり、その陸上および海底の遺跡には、16世紀におけるバスク人の捕鯨基地の様子がよく保存されている。2013年に「レッド・ベイのバスク人捕鯨基地」の名称で、UNESCOの世界遺産リストに登録された。水中文化遺産を対象に含む初の世界遺産である。
1550年から1625年までの間、レッド・ベイはバスク人たちの主要な捕鯨基地のひとつとなった。ケベック州のグロ=メカティナとラブラドール地方のセント・チャールズ岬の間ですくなくとも16もの捕鯨基地の遺跡が発見されていることは、バスク人たちの活動がその地域で重要なものであったことを物語る。その絶頂期にはスペイン、フランスから2,000人のバスク人漁師たちがレッド・ベイの捕鯨基地に集まった。レッド・ベイの港にはタイセイヨウダラの干物を作るための施設や、鯨油融出用の竈を備えた捕鯨基地が20ほど存在していた。
(Wikipediaより)
関連動画へのリンク
世界遺産クイズ
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/1412