文化遺産
遺産名:
レオン大聖堂
León Cathedral
国名:ニカラグア
登録年:2011年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
レオン大聖堂は中米最大級の聖堂建築で、1747年から19世紀初頭にかけて建築された。設計はグアテマラ出身の建築家、ディエゴ・ホセ・デ・ポレス・エスキベルであり、1810年には塔とメインファサードが完成した。その後の1821年にニカラグアはスペインから独立、レオンはその首都となり、大聖堂はアメリカ大陸で最も古い教区の一つであるレオン教区の司教座聖堂となった。
建築様式としては、後期バロックから、新古典主義への移行期の特徴を持つ。それらはグアテマラの古都アンティグアで育まれた「アンティグア・グアテマラ・バロック様式」と呼ばれるものである。その中でもレオン大聖堂は、スペイン建築とラテンアメリカの地域的特性の融合の優れた例である。具体的な特徴としては、ニカラグアに多発する地震に対応するための低く太い塔などが挙げられる。フランドル派の祭壇画や、ニカラグアの芸術家アントニオ・サッリアの絵画「十字架への道」などが収蔵されている。
(Wikipediaより)