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イラン 重要遺産

ソルターニーイェ

2021年11月20日

文化遺産
遺産名:
ソルターニーイェ
Soltaniyeh
国名:イラン
登録年:2005年
(ii)(iii)(iv)
概要:
ソルターニーイェは、イルハン朝第8代君主オルジェイトゥの命によって建設された都市遺跡である。テヘランの北西240kmのザンジャーン州東部にあり、かつて14世紀には、フレグ・ウルスの都であった。ソルターニーヤ(スルターニーヤ)とはアラビア語で「スルターンに関わるもの」の意味し、このスルターンとはオルジェイトゥ(・スルターン・ムハンマド・フダーバンダ)のことであり、スルターンの御座所、すなわち首都ほどの意味になる。2005年、ユネスコの世界遺産に登録された。

ソルターニーイェの遺跡群の中核は、1302年から1312年にかけて建設されたオルジェイトゥ廟である。8基のミナレットを備えるこの廟は、青タイルで覆われた高さ約50mの2重構造のドームを持ち、これは世界最古のものである。イスラーム世界におけるこの廟の重要性は、ブルネレスキの屋根建築と比較される。

ソルターニーイェの建築は後のイスラーム建築に大きな影響を与えた。ソルターニーイェの影響を受けた建築物としては、カザフスタンのホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟やインドのタージ・マハルがある。廟の外装のほとんどが失われてしまったが、しかし、内部のモザイク、彩色陶器、壁画は残っている。

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(Wikipediaより)

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