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タジキスタン

サラズム:原始都市遺跡

2021年11月21日

文化遺産
遺産名:
サラズム:原始都市遺跡
Proto-urban Site of Sarazm
国名:タジキスタン
登録年:2010年
登録基準:(ii)(iii)
概要:

サラズムの位置はザラフシャン渓谷の初期のステップの存在を示している。約5000年前、サラズムは中央アジアにおける金属製品生産の中心地となり、周辺地域に輸出を行っていた。インド・イラン語派の民族が侵入した紀元前2000年頃に都市としての役割を終えたと考えられている。

その後、サラズムは付近にあるトルコ石の産出地から集積を行う鉱山地域として復活したと考えられている。紀元前1500年以前に建設されたサラズムは周辺地域の農業、銅生産の中心地として重要な役割を果たしていた。

サラズムは1976年、地元の農家アシュラリ・タイロノフが考古遺跡の付近から突き出ている銅の短剣を見つけたことで発見された。アブドゥロ・イサコフ (Abdullo Isakov) により発掘調査が行われ、フランスの考古学者による調査隊が1977年に調査を行った。

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