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パレスチナ

ヘブロン:アル・ハリールの旧市街

2021年11月21日

文化遺産
遺産名:
ヘブロン:アル・ハリールの旧市街
Hebron/Al-Khalil Old Town
国名:パレスチナ
登録年:2017年
登録基準:(ii)(iv)(vi)
概要:
ヘブロン、アラビア語ではアル=ハリールは、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区南端のヘブロン県の県都。 エルサレムの南に位置するユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地の一つ。 2014年の人口は20万2200人。旧市街が2017年に世界遺産リストに登録された。

ユダヤ教・キリスト教・イスラームの祖であるアブラハム(イブラーヒーム)の墓がある。旧約聖書によれば、この地はアブラハムがエジプトから逃れ、銀400シェケルで初めて手に入れた土地であるとされている。この墓所のあるマクペラの洞穴は、ユダヤ教だけでなくイスラームでも聖所とされており、建物の内部で二分されている

ヘブロンは2017年の第41回世界遺産委員会で登録が認められた。正規の手続きを踏まない緊急案件での登録であり、諮問機関である国際記念物遺跡会議 (ICOMOS) は勧告を出さずに判断を保留したが、委員会審議の結果登録された。登録と同時に危機遺産リストに登録された。パレスチナの世界遺産はこれで3件目だが、緊急案件での登録と、危機遺産への同時登録は3件連続である。ただし、ユダヤ教の価値が十分に示されていないとしてアメリカとイスラエルが反発した。

(Wikipediaより)

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